トレーナー紹介
怪我をしない身体づくりで、人生の楽しさを支えたい
eviGymトレーナー・木村昴星インタビュー

トレーナー 木村 昴星
長年スポーツに親しんできた一方で、大学時代には腰椎椎間板ヘルニアを経験し、約1年半にわたってリハビリを続けました。
「もっと身体のことを知っていれば、怪我を防ぎながらスポーツを楽しめたかもしれない」
その経験が、木村トレーナーを現在の仕事へと導きました。
今回は、スポーツに夢中だった学生時代からトレーナーを目指したきっかけ、eviGymで働き始めて感じたこと、これから目指したいトレーナー像について聞きました。
身体を動かすことが、子どもの頃から純粋に好きだった
Q. 子どもの頃、体育や部活動ではどのようなタイプでしたか?
木村: 小学生の頃から身体を動かすことが好きで、体育の授業などにも積極的に取り組むタイプでした。
授業だから、部活動だからというよりも、純粋に自分が楽しいから運動していた感覚が強かったと思います。
競い合うことも好きだったので、マット運動のように一人で繰り返す種目より、相手や仲間がいる競技の方が好きでした。
Q. 長く続けていたスポーツはありますか?
木村: 3歳から高校卒業までサッカーをしていました。
最初は、祖父が新聞か何かで地域のクラブチームを見つけて、「入れてみたらどうか」と勧めてくれたのがきっかけです。
自分から「サッカーをやりたい」と言って始めたわけではないのですが、もともと身体を動かすことが好きだったので、自然と楽しめるようになりました。
Q. 学生時代の自分を一言で表すと、どんな人でしたか?
木村: 「スポーツばかりしていた人」だと思います。
勉強はあまり得意ではありませんでしたが、サッカーをはじめ、身体を動かすことにはずっと夢中になっていました。
大学で出会ったパワーリフティングと、長いリハビリ生活
Q. 高校卒業後は、サッカーとは別の競技を始めたのですか?
木村: 大学では、パワーリフティングを始めました。
高校卒業を機にサッカー仲間がそれぞれ別の進路へ進んだため、自分も新しいスポーツに挑戦してみようと思ったんです。それが、本格的な筋力トレーニングとの出会いでした。
Q. トレーナーを目指すきっかけも、大学時代にあったのでしょうか?
木村: はい。
大きなきっかけは、パワーリフティングを始めた頃に腰椎椎間板ヘルニアになったことです。
当時は、自分の柔軟性が低いことや、フォームに問題があることを十分に理解していませんでした。
周囲には競技経験のある選手も多く、追いつきたいという気持ちから、無理をして重量を上げてしまったことが怪我につながったのだと思います。
Q. 怪我をしてからは、どのような大学生活を送りましたか?
木村: リハビリは約1年半続きました。
大学で競技に取り組める期間の多くを、思うようにスポーツができない状態で過ごしたことになります。
その経験から、「最初から正しい身体の使い方を知っていれば、もっとスポーツを楽しめたかもしれない」と考えるようになりました。
怪我をしない身体づくりを支え、その人が将来も好きなことを楽しめるようにする。そこに大きな価値があると感じたことが、トレーナーを目指した理由です。
想像していたトレーナー像と、eviGymで知った現実
Q. トレーナーになる前は、どのような仕事だと想像していましたか?
木村: もともとは、トレーニングへのモチベーションが高い方や、身体づくりに関する知識を積極的に得たい方をサポートする仕事だと思っていました。
「もっと鍛えたい」「もっと成長したい」という方に対して、専門的な知識を提供するイメージです。
Q. 実際にeviGymで働き始めて、ギャップはありましたか?
木村: 一番大きかったのは、自分が教えたいことを伝えるのではなく、お客様一人ひとりに合わせることの大切さでした。
eviGymには、もともと運動が好きな方だけでなく、運動に苦手意識がある方も多く来店されます。
そうした方に無理に運動をさせようとすると、さらに運動が嫌いになってしまうかもしれません。
だからこそ、お客様の気持ちに寄り添いながら、少しずつ運動の楽しさを知っていただくことが必要なのだと学びました。
Q. 明確な目標を持たずに通う方もいるのでしょうか?
木村: いらっしゃいます。
「何キロ痩せたい」「大会に出たい」といった大きな目標ではなく、健康のためにいつもの運動を続けたいという方もいます。
運動そのものが目的というより、生活をより豊かにするための手段としてトレーニングを取り入れているのだと思います。
そうした価値観に触れたことも、トレーナーとしての視野が広がるきっかけになりました。
良かれと思った提案が、お客様の希望とは限らない
Q. お客様のためを思った提案が、押し付けになってしまったと感じた経験はありますか?
木村: 重量の提案をしたときに感じたことがあります。
いつもの重量を余裕を持って扱えていたので、「少し重量を上げてみますか」と提案したのですが、お客様からは「大丈夫です」と断られました。
トレーナーの視点では、負荷を上げることが成長につながると考えていました。しかし、そのお客様は重量を上げることを求めていなかったんです。
Q. その経験を、現在はどのように生かしていますか?
木村: 事前にカルテを確認し、これまでどのようなトレーニングをしてきたのか、どんな目的で通っているのかを把握するようにしています。
さらに、当日の体調や希望を直接伺ったうえで、その日のメニューを考えます。
身体の状態だけを見るのではなく、お客様が何を求めているのかを理解することが大切だと感じています。
大学で学んだことも、今後のeviGymで生かしたい
Q. 大学では、どのようなことを学んでいたのでしょうか?
木村: スポーツ系の学科で、生理学や運動学、バイオメカニクスなど、身体や運動に関する基礎知識を幅広く学びました。
また、スポーツマネジメントのコースに所属し、スポーツイベントの運営についても学んでいました。
現在勤務している武蔵小杉店は商業施設の中にあり、子ども向けのイベントなども行われています。
将来的には、大学で学んだイベント運営の知識も生かしながら、トレーニング以外の形でも地域の方々に運動の楽しさを届けていきたいです。
運動を、人生を楽しむためのものにしたい
サッカーで経験した仲間と喜びを分かち合う楽しさと、パワーリフティングで経験した怪我の苦しさ。
その両方を知っているからこそ、木村昴星トレーナーは、目の前のお客様の目的や気持ちを丁寧に理解しようとしています。
自分が考える正解を一方的に届けるのではなく、その人が今どのような運動を求めているのかを考える。
会話を楽しみたい方には会話を、静かに集中したい方には落ち着いた時間を提供する。
まだトレーナーとしてのキャリアを歩み始めたばかりだからこそ、木村トレーナーは先輩の意見にも、お客様の反応にも素直に耳を傾けながら成長を続けています。
怪我をしない身体をつくり、好きなことを長く楽しめる未来を支えること。
それが、木村トレーナーが目指すパーソナルトレーニングです。


