トレーナー紹介
目指すのは“小さな「できた!」を積み重ねる伴走者”。
正解を押し付けず、お客様の身体と誠実に向き合う小川トレーナーの素顔

eviGymトレーナー 小川
「運動にハマっていない人の気持ち」が分かるからこそ、最初の一歩を大切に
Q. 体験トレーニングに来られたクライアントが、一番不安に思っていることは何だと思いますか?また、それをどう解消されていますか?
小川: 「自分でもついていけるだろうか」「運動が苦手で恥ずかしい思いをしないだろうか」という不安が最も大きいと感じています。特にこれまであまり運動習慣がなかった方や、運動に対して苦手意識がある方にとっては、ジムに来ること自体がとても大きなハードルですよね。
実は僕自身、最初から運動にどっぷりハマっていたタイプではないからこそ、「運動を始める前の人の気持ち」や「まだ身体を動かす楽しさを実感できていない人の気持ち」がすごくよく分かります。
だからこそ最初にお迎えする際は、いきなりトレーニングの話を進めるのではなく、「普段どれくらい身体を動かされていますか?」「運動に対してどんなイメージをお持ちですか?」と、リラックスして現状をお話しいただける空気づくりを心がけています。無理に運動を好きになってもらおうとするのではなく、「今日の1時間で、何か一つでも身体の変化を感じてもらえたら十分ですよ」と、安心していただけるように最初の一歩のハードルをしっかり下げることを大切にしています。
Q. お客様と信頼関係を築くために、最も意識している仕草や言葉選びはありますか?
小川: トレーナー側の「正解」を一方的に押し付けないことです。トレーニングの理論や正しいフォームはもちろん大切ですが、それをそのまま伝えてもお客様にとってはプレッシャーになってしまうことがあります。
「こうしてください」と指示を出すのではなく、「今、ここの筋肉を使っている感覚はありますか?」「動かしづらさはありませんか?」と問いかけ、お客様ご自身の感覚を丁寧に拾い上げる言葉選びを意識しています。お客様の身体の声を一緒に確かめながら進めることで、「自分の身体をちゃんと見てくれている」という安心感を持っていただけるようにしています。
毎回のセッションで、必ず「達成できた!」という実感をつくる
Q. セッション中にお客様のモチベーションや楽しさを引き出すために、心がけている工夫はありますか?
小川: その日のセッションの中で、お客様が「今日はこれができた!」と実感できる瞬間を必ず一つ以上つくることです。
1回のセッションで劇的な体型の変化を起こすことは難しくても、「前屈で指先がここまで届くようになった」「以前よりグラつかずに立ち上がれた」「効かせたい筋肉に力が入る感覚が分かった」といった、確実な“小さな前進”は必ずつくることができます。
「今日はこれができるようになりましたね!」と具体的な変化を言葉にして共有することで、ご自身でも成長を実感していただく。その小さな「できた」の積み重ねが自信につながり、「運動って意外と面白いかも」「次回も楽しみだな」というモチベーションに変わっていくと考えています。
「筋肉を動かすだけ」の失敗から学んだ、身体を整えるアプローチ
Q. 小川トレーナーの専門性や、他のトレーナーには負けない独自の強みはどこにありますか?
小川: トレーニングに入る前の「ウォーミングアップやストレッチの段階で、使いたい筋肉を使いやすい状態に整えるアプローチ」です。
最初にお身体の動きやストレッチ中の反応を細かく確認し、「どこが硬くて動きを邪魔しているのか」「どの筋肉がうまく使えていないのか」を分析します。そして、動いていない筋肉を呼び覚ます準備運動を先に入れることで、狙った筋肉を正しく使える状態をつくってから本番のトレーニングへ移行します。ただがむしゃらに動かすのではなく、「動く準備」を論理的に組み立てられるのが僕の強みです。
Q. これまでのトレーナー人生の中で、悔しかった経験や失敗をどう乗り越えてこられましたか?
小川: デビュー直後の頃、「この筋肉をしっかり動かそう」と種目をこなしてもらうことだけに必死になってしまい、セッション後に「今日の指導はうまくいかなかった」と強く痛感した時期がありました。
当時は「筋肉を動かすこと自体」が目的になってしまっていて、その動きがお客様にとってどんな意味を持つのか、身体がどう反応しているのかまで見えていなかったんです。自分の知っていることをただ伝えるだけでは、本当の意味でお客様の身体を変えることはできないと深く反省しました。
そこから、知識の伝え方や身体の見方を根本から見直しました。今は「この筋肉を動かす」で終わらせず、「なぜその筋肉を使うのか」「そのためにどう準備すれば無理なく動かせるのか」を逆算してセッションを組み立てるようになりました。現場での悔しい経験があったからこそ、目の前のお客様に合わせた丁寧な指導法を確立することができました。
知識を教えるだけでなく、お客様の「一歩前進」をデザインする
Q. 小川トレーナーが、指導の中で最も大切にしている信念を教えてください。
小川: トレーナーの仕事は、単にトレーニングの知識やフォームを教えることではなく、「お客様が自分自身で変わっていくプロセスを支えること」だと思っています。
お客様の骨格や柔軟性、その日のコンディションは一人ひとりまったく異なります。だからこそ、教科書通りのメニューをそのまま当てはめるのではなく、「今日のこの方の身体にとって、一番無理のないアプローチは何か」「どんな順番なら心地よく動かせるか」を考え抜くことがプロの役目だと考えています。
お客様から「前よりも階段の上り下りが楽になりました」「自分の身体を動かすコツが分かってきました」といったお言葉をいただけた瞬間は、本当にやりがいを感じます。お客様がご自身の身体に前向きに向き合えるよう、誠心誠意サポートし続けたいと思っています。
プライベートの意外な一面:「人に教える面白さ」に目覚めた、高校時代のプール
Q. 健康やフィットネス以外で、今の仕事につながる意外な原体験はありますか?
小川: 実は、人に何かを教える楽しさに目覚めた原点は、高校生のときに通っていたプールでの経験なんです。
当時、インターンのような形で水泳の仕事を体験する機会があり、お客様に泳ぎ方のコツを説明したり、一緒に泳いだりすることがありました。そのときに僕の説明を聞いたお客様が実際にやってみてくださって、「すごく分かりやすい説明だったよ!」と喜んでくれたんです。その瞬間、「人に伝えて、できるようになってもらうことってこんなに面白いんだ!」と強く心が動き、今のトレーナーという仕事を意識する大きなきっかけになりました。
もともと何かをじっくり観察したり、順序立てて考えたりすることが好きな性格なので、セッションでもお客様の動きを細かく見極めながら、分かりやすい言葉でお伝えすることを大切にしています。運動が得意な方はもちろん、「これから身体を変えていきたい」「何から始めればいいか分からない」という方こそ、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの身体に合わせた最適なメニューで、一歩ずつ一緒に進めていきましょう!

