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姿勢と「前庭覚(バランスを感じる力)」の関係とは?

こんにちは。
パーソナルジムeviGym札幌円山店の武田です。

「姿勢を良くしたいと思ってストレッチをしているけれど、なかなか改善しない。」

「筋トレをして身体を鍛えているのに、姿勢が変わらない。」

このようなお悩みをお持ちの方はいませんか?

姿勢が崩れる原因は、筋肉の硬さや筋力だけではありません。

前回の記事では、「姿勢」と「視覚」の関係についてご紹介しました。

今回は、姿勢を保つために重要な感覚の一つである「前庭覚(ぜんていかく)」について、できるだけ分かりやすくご紹介します。

前庭覚とは?

前庭覚とは、簡単にいうと「身体がどの方向を向いているのか」「身体がどのように動いているのか」を感じ取る感覚です。

前庭覚の情報は、耳の奥にある「三半規管(さんはんきかん)」や「耳石器(じせきき)」という器官から得られています。

例えば、

・頭を左右に動かす

・頭を上下に動かす

・身体を傾ける

・歩く

・振り向く

といった動きをすると、耳の奥にある器官が頭の動きや傾きを感じ取り、脳へ情報を送ります。

この情報をもとに、私たちは無意識のうちに身体のバランスを調整しています。

つまり前庭覚は、「身体のバランスを保つためのセンサー」のような役割をしているのです。

前庭覚と姿勢にはどんな関係があるの?

私たちは、前庭覚だけを使って姿勢を保っているわけではありません。

「目から入ってくる情報(視覚)」や、「筋肉や関節から感じる身体の位置情報(体性感覚)」など、さまざまな情報を組み合わせながら姿勢を調整しています。

例えば、目を閉じて片脚で立つと、急にバランスが取りにくくなりますよね。

これは、目から入ってくる情報がなくなることで、身体のバランスを保つために使える情報が減るためです。

同じように、前庭からの情報が十分に使われていない状態では、身体の位置やバランスを感じ取りにくくなる可能性があります。

デスクワークが多い方は「頭を動かす機会」が減っている?

ここで、普段の生活を少し振り返ってみましょう。

パソコンで仕事をしているとき、画面を見ながら何時間も同じ姿勢になっていませんか?

スマートフォンを見ているときも、頭や目をあまり動かさず、画面だけを見続けていることがあると思います。

もちろん、パソコンやスマートフォンを使うこと自体が悪いわけではありません。

しかし、長時間同じ姿勢で過ごしていると、頭をさまざまな方向へ動かす機会が少なくなります。

すると、前庭から脳へ送られる「頭が今どのように動いているのか」という情報も少なくなります。

その結果、身体が必要以上に力んでしまったり、姿勢を固めるような状態になったりすることがあります。

「肩に力が入りやすい」
「首がいつも緊張している」
「身体をリラックスさせるのが苦手」

という方は、単純に筋肉が硬いだけではなく、身体の動かし方や感覚の使い方も関係しているかもしれません。

前庭覚を刺激するには?

前庭からの情報を増やす方法の一つとして、頭をさまざまな方向へ動かすことがあります。

例えば、

・頭をゆっくり左右に動かす

・上下に動かす

・振り向く

・歩きながら頭を動かす

・身体の動きに合わせて頭を動かす

などです。

頭を動かすことで、耳の奥にある三半規管や耳石器が刺激され、前庭から脳へさまざまな情報が送られます。

ただし、強く頭を振ったり、無理に速い動きをしたりする必要はありません。

まずは無理のない範囲で、ゆっくり身体や頭を動かすことから始めてみましょう。

簡単なバランスチェック

前庭覚を含めた身体のバランスを確認する方法として、片脚立ちなどがあります。

片脚立ち

  1. まずは目を開けた状態で片脚立ちをしてみる
  2. 安全な場所で、無理のない範囲で行う
  3. 余裕があれば目を閉じた状態でも試してみる

目を閉じると急にフラフラする場合は、目からの情報に頼ってバランスを取っている可能性があります。

ただし、このチェックだけで「前庭覚が低下している」と判断することはできません。

あくまで、自分の身体のバランスについて知るための簡単な目安として考えてください。

転倒の危険があるため、バランスに不安がある方は無理に行わず、壁や手すりの近くなど、安全を確保した状態で行いましょう。

eviGym札幌円山店では身体をさまざまな角度から評価します

姿勢が崩れる原因は、一つとは限りません。

筋肉の硬さや筋力だけではなく、視覚や前庭覚、身体の使い方など、さまざまな要素が関係しています。

パーソナルジムeviGym札幌円山店では、姿勢評価や身体評価、可動域評価(柔軟性評価)などを行い、お客様一人ひとりの身体の状態を確認しています。

「肩こりがあるから肩だけを鍛える」のではなく、

なぜその姿勢になっているのか。

身体のどこに負担がかかっているのか。

どのような動きが苦手なのか。

といった部分を確認しながら、ストレッチやトレーニングをご提案しています。

まとめ|姿勢改善は「筋肉」だけを見るのではなく、身体全体を見ることが大切

姿勢を改善するためには、筋肉を鍛えたり、硬くなった筋肉をストレッチしたりすることも大切です。

しかし、姿勢は筋肉だけで決まるものではありません。

視覚や前庭覚、身体から感じるさまざまな情報をもとに、私たちは無意識にバランスを取っています。

だからこそ、姿勢がなかなか改善しない方は、普段の身体の動かし方や感覚の使い方にも目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。

パーソナルジムeviGym札幌円山店では、一人ひとりの身体の状態を確認しながら、無理なく続けられるトレーニングやストレッチをご提案しています。

「姿勢を改善したい」
「身体がいつも力んでいる気がする」
「自分の身体の状態を知りたい」

という方は、ぜひお気軽にご相談ください。