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姿勢が崩れるのはなぜ?「体性感覚(身体で感じる感覚)」と姿勢の意外な関係

こんにちは。
パーソナルジムeviGym札幌円山店の武田です。

「猫背を改善したい」
「反り腰が気になる」
「姿勢を良くしようと意識しているけれど、すぐに元に戻ってしまう」

このようなお悩みをお持ちの方はいませんか?

姿勢を改善するためには、筋力トレーニングやストレッチが大切です。

しかし、姿勢を保つためには筋肉だけではなく、「自分の身体が今どうなっているのかを感じ取る感覚」も重要です。

その感覚の一つが、今回ご紹介する「体性感覚(たいせいかんかく)」です。

体性感覚とは?

体性感覚とは、簡単にいうと、「身体のどこが、どのような状態になっているのかを感じ取る感覚」です。

例えば、目を閉じていても、

「腕が上がっている」
「膝が曲がっている」
「身体が右に傾いている」

といったことが何となく分かりますよね。

これは、皮膚や筋肉、関節などから送られてくる情報によって、脳が身体の状態を把握しているためです。

私たちは、このような情報を無意識に利用しながら、立ったり、歩いたり、身体を動かしたりしています。

特に、平らな場所で立っているときには、足の裏や関節、筋肉などから得られる情報が、姿勢を保つために重要な役割を果たしています。

体性感覚はどこで感じ取っているの?

体性感覚は、大きく分けると「表在感覚」と「深部感覚」があります。

表在感覚とは?

表在感覚は、主に皮膚から感じ取る感覚です。

例えば、

「床に足が触れている」
「服が肌に触れている」
「何かに触れている」

など、皮膚を通して得られる情報が表在感覚です。

特に足の裏は、立っているときに床と接しているため、身体のバランスを考える上でも重要な場所です。

深部感覚とは?

一方、深部感覚は、主に筋肉や腱、関節などから得られる身体内部の情報です。

「腕がどの位置にあるのか」
「膝がどのくらい曲がっているのか」
「身体がどちらに傾いているのか」

といった情報を感じ取ることに関係しています。

その中でも重要なのが、

筋紡錘(きんぼうすい)
ゴルジ腱器官(ゴルジけんきかん)

という身体のセンサーです。

難しい名前ですが、簡単にいうと、どちらも筋肉や身体の動きを感じ取るためのセンサーのようなものです。

筋紡錘は主に筋肉の長さの変化を感じ取り、ゴルジ腱器官は筋肉が発揮している力や腱にかかる張力を感じ取ります。

こうした情報が脳に伝わることで、私たちは身体の状態を把握しながら動くことができます。

長時間動かないことも姿勢に影響する?

では、普段の生活を考えてみましょう。

デスクワークで、パソコンの画面を8時間近く見続けていることはありませんか?

仕事中にほとんど身体を動かさず、同じ姿勢が長時間続いている方も多いと思います。

もちろん、デスクワークそのものが悪いわけではありません。

しかし、長時間同じ姿勢が続くと、身体を動かしたり、身体の位置を感じたりする機会が少なくなります。

その結果、身体から脳へ送られる情報が少なくなり、姿勢を調整するための感覚入力も減ってしまう可能性があります。

「長時間座っていると、身体が固まったように感じる」

という経験がある方も多いのではないでしょうか。

これは、長時間同じ姿勢を続けることで、身体を動かす機会が減っていることも関係しています。

体性感覚を刺激するには?

体性感覚を刺激するためには、皮膚・筋肉・関節などに適切な刺激を入れることが大切です。

例えば、表在感覚に対しては、皮膚に軽く触れたり、さすったりすることで刺激を入れる方法があります。

特に、

「動かしにくい」
「身体の位置が分かりにくい」
「意識しにくい」

と感じる部分に軽く触れてみるのも一つの方法です。

一方、深部感覚に対しては、筋肉や関節を実際に動かすことが重要になります。

例えば、

  • 筋肉をゆっくり伸ばす
  • 関節を大きく動かす
  • 自分の力で身体を動かす
  • バランスを取りながら身体を動かす

などの運動が挙げられます。

ただ筋肉を鍛えるだけではなく、「身体を動かして、身体の位置や動きを感じる」ことも大切なのです。

姿勢改善は「鍛える・伸ばす」だけではありません

姿勢が気になると、

「弱い筋肉を鍛えよう」
「硬い筋肉をストレッチしよう」

と考える方が多いと思います。

もちろん、筋力や柔軟性を改善することは大切です。

しかし、姿勢は筋肉だけで決まるものではありません。

前回ご紹介した「視覚」や、「前庭覚」そして今回の「体性感覚」など、身体から入ってくるさまざまな情報をもとに、私たちは無意識に姿勢を調整しています。

そのため、姿勢がなかなか改善しない場合には、筋肉だけを見るのではなく、「身体をどのように感じ、どのように動かしているのか」という視点を持つことも大切です。

eviGym札幌円山店では身体をさまざまな角度から評価します

eviGym札幌円山店では、トレーニングを行うだけではなく、姿勢評価や身体評価、可動域評価(柔軟性評価)などを行っています。

「どこが硬いのか」
「どこが動かしにくいのか」
「どのような姿勢の癖があるのか」

など、お客様一人ひとりの身体の状態を確認した上で、その方に合わせたストレッチやトレーニングをご提案しています。

「姿勢が悪いから、背中を鍛えればいい」というように、単純に一つの部分だけを見るのではありません。

身体全体の状態を確認しながら、その方にとって必要な運動は何なのかを考えることを大切にしています。

まとめ|身体を「感じる」ことも姿勢改善のポイント

姿勢を良くするためには、筋力トレーニングやストレッチだけでなく、身体が今どのような状態なのかを感じ取ることも大切です。

皮膚から感じる「表在感覚」、筋肉や関節などから感じる「深部感覚」など、私たちの身体にはさまざまなセンサーがあります。

普段あまり身体を動かしていない方は、まずは無理のない範囲で身体を動かし、「自分の身体がどのように動いているのかを感じる」ことから始めてみましょう。

eviGym札幌円山店では、姿勢や身体の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせたトレーニングやストレッチをご提案しています。

「姿勢を改善したい」
「身体が硬く感じる」
「自分の身体の状態を知りたい」

という方は、ぜひお気軽にご相談ください!