トレーナー紹介
「このトレーナーは自分のために全力で何かをしようとしてくれている」
萩原泰也トレーナー インタビュー

トレーナー 萩原 泰也
Q. 体験トレーニングに来られたクライアントが、一番不安に思っていることは何だと思いますか?また、それをどう解消されていますか?
萩原: 未経験の方が新しいことを始める時って、そもそも「何をやるんだろう」「どんな場所で、どんな人・会社なんだろう」と、すべてが未知数で怖いと思うんです。僕たちだって、初めての場所に行くのは緊張しますよね。まずはその「怖さ」があることを理解するのが大前提です。
その不安を解消するために、親しみやすい雰囲気や接し方はもちろん大切にしていますが、個人的に一番意識しているのは「その先の未来が見えること」、そして「このトレーナーは自分のために全力で何かをしようとしてくれている」と感じてもらえるような伝え方をすることです。
Q. なるほど。最初の「5分間」で信頼関係を築くために、意識している仕草や言葉選びはありますか?
萩原: 大げさに言えば、最初の5分で「私はあなたのことが大好きですよ!」というおもてなしの心を全力で出します(笑)。ちゃんと目を見て話す、声のトーンを意識するのは当たり前ですが、「あなたのためにここまで考えてメニューを組んでいるよ」という姿勢を初回は特にしっかり伝えますね。
具体的には、まず「行動を起こしたこと」を1つ目に全力で褒めます。今まで何十年も運動習慣がなかった人が、新しい場所に申し込んで一歩を踏み出すって、ものすごく勇気がいることじゃないですか。まずはそこをリスペクトして、「その勇気を絶対に無駄にしないように、これからこういう計画でサポートしていきます!」と、今後のビジョンを伝えるようにしています。
Q. 運動が苦手な方や、久しぶりに運動する方に対して指導する際に、最も意識していることは何ですか?
萩原: これも先ほどのお話に近いですが、不安がある人でも頑張れる理由って、「ここなら続けられる、変われる」という未来が見えるからだと思うんです。そのためには、まず「現状の体の状態」をご本人に正しく知ってもらうことが必要です。会話を重ねながら、食生活や日々の生活習慣、今の筋力レベルなどを客観的に見てお伝えします。
「現状がこうで、目標がここだから、このくらいのギャップがあります。だからこのメニューをやります」と筋道を立てて説明すると、お客様も仕組みを自分で理解できるので、能動的に動けるようになるんです。「だからこれが必要なんだ!」と納得して楽しめる工夫を常に意識しています。
Q. 他のトレーナーには負けない、萩原さん自身の「独自の強み」はどこにありますか?
萩原: どんなお悩みに対しても、総合的に見て計画的にトレーニングを進められる点です。人間の体の構造(解剖学や運動力学など)という普遍的な土台の理解が深いので、姿勢改善や痛みのケアはもちろん、「筋肉を大きくしたい」というバルクアップまで怖気づくことなく対応できます。また、僕自身がもともとかなり細身の体型だったので、「体重を増やしたい」という方の目線にも深く共感できます。
そして、それらの専門知識をお客様の状態に合わせて、分かりやすく「言語化」して伝えられることが自分の強みだと思っています。
Q. 日々、どのような方法で知識のインプットやブラッシュアップをされているのですか?
萩原: SNSや動画の手軽な情報だけに頼るのではなく、科学的根拠(エビデンス)のある一次情報を重視しています。具体的には、ChatGPT(生成AI)を活用して、毎朝9時に信頼性の高い最新の海外論文やニュースが自動で届く仕組みを作っています。解剖学、栄養学、心理学、そしてマネジメントなどのカテゴリーに分け、翻訳・要約されたものを毎朝10個ほど確認するのが日課です。
それに加えて、毎回のセッションで「自分の中にテーマを持つ」ということを入社当時から続けています。お客様にはわざわざ言いませんが、「今は呼吸のパターンを深く観察しよう」「今は頸椎へのアプローチに焦点を当てよう」といったテーマを持って臨むことで、多くのお客様から多様な臨床データ(サンプル)が集まり、それが自分の大きな知見になっています。
Q. これまでのトレーナー人生の中で、最も悔しかった経験や失敗談、またそれをどう乗り越えたかを教えてください。
萩原: 過去に、自分が「これが正解だ」と思ってアプローチした結果、お客様の痛みを少し長引かせてしまったことがありました。良かれと思って勉強した知識による「思い込み」が原因だったと猛省しました。お客様の感覚をもっと深くヒアリングしていれば、未然に防げたはずだったんです。本当に悔しかったですね。
それをどう乗り越えたかというと、「誠実な謝罪」と「徹底的にお客様と向き合い続けること」、これに尽きます。そういうトラブルが起きた時って、心理的には「次会うのが気まずいな」「また痛ませたらどうしよう」と逃げたくなる瞬間が誰しもあると思うんです。でも、そこで嫌な自分から絶対に逃げない。お客様に向き合い続け、アプローチを改善していくことで、信頼を回復し、今でもそのお客様には通っていただけています。
Q. デビュー当時の自分と比べて、一番進化したと思う部分はどこですか?
萩原: デビューしたての7年前は、目の前の「1時間をどうやり過ごすか」で精一杯でした。今は、その1時間を最高のものにするのはもちろんのこと、その先の「次のセッションまでの過ごし方」や「1ヶ月後、半年後、1年後にどうなっていたいか」という長期的な未来を見据えて、お客様に今必要なことを言語化して伝えられるようになったところが、一番進化した部分ですね。
Q. 最後に、健康やフィットネス以外で、今ハマっている趣味やリフレッシュ方法はありますか?
萩原: キャンプとバイク、あとはやっぱり筋トレですね(趣味に仕事が入っちゃてますが笑)。キャンプは1〜2ヶ月に1回ほどのペースで行っていて、直近だとキャンパーの聖地と言われる静岡の「ふもとっぱらキャンプ場」に行きました。目の前にドーンと構える富士山を見ながら過ごす時間は最高です。毎回違う場所に行って色々な景色を見ることで、良い息抜きになり、ベストコンディションを維持できています。
僕にとって、この仕事は半分「趣味」のような感覚もあるんです。それくらい楽しんで全力でやっています。運動に対して一歩を踏み出せずに悩んでいる方は、ぜひ安心して僕に会いに来てください!



