運動が“続く”と、健康診断数字はこう変わる。
山田一平(37→45歳)の記録
運動は、やったほうがいい。
多くの人が、もう知っています。
それでも続かないのは、意思が弱いからではなく、
生活の中に“戻れる形”がないからかもしれません。
このページは、短期の変身ではなく、
生活の中で運動が“続いた結果”を、数字で残した記録です。
37歳のとき、運動は“ゼロ”だった
37歳のころ、僕のカレンダーに運動の予定はほぼありませんでした。
健康診断では、尿酸 8.51(E)など、見直したい数字も出ていました。
そこで選んだのは、劇的に変えることではなく、
週1回だけ、途切れない形をつくること。
そこから、生活の中に運動が入りはじめました。
※本ページは個人の記録の共有であり、効果を保証するものではありません。医療行為・診断目的ではありません。
専門家監修
トレーナー歴20年。米国大学院でスポーツ医科学・運動科学を修了。五輪選手やプロアスリートの指導経験に加え、大学での運動機能の研究にも従事。最新の科学的知見に基づき、無理のない習慣化と身体のアップデートをサポートしている。
プロフィールを見る本ページは、個人の健康診断結果等にもとづく記録の共有です。効果には個人差があります。本ページは医療行為・診断を目的としたものではありません。体調に不安がある方は医療機関にご相談ください。
まず全体像。2017→2026の推移
これは変身の話ではなく、習慣の話です。
短期の結果ではなく、年単位で“続いた結果”を見ると、変化は一気にわかりやすくなります。
運動習慣ゼロ・腹囲77.0cm
週3回継続・腹囲71.5cm
開始当時の2017年は腹囲77.0cmからスタート。その後2019年にピーク(83.0cm)を迎えました。
特別なダイエットではなく、そこから習慣が変わった結果として、徐々に健康的な体型が自然と定着しています。
- 表示項目:腹囲(cm) / 中性脂肪
- 補助注釈:グラフ内のイベントは主な出来事(週1筋トレ開始、頻度UP、レース出場、有酸素追加など)を示しています。
グラフからの3つの読み取りポイント
- 週1回は、“頑張る日”ではなく 立ち戻る場所 になった
- 頻度を上げたのは根性じゃなく、できる形が見えたからだった
- 有酸素を足した年は、数字が「整う」方向に動いた。生活の動きが増えた感覚
9年の推移は、3回の“更新”だった
数字は、ある日突然変わるのではなく、生活の更新に合わせて少しずつ動きます。
この9年を振り返ると、大きな更新は3回ありました。
数値で見る変化(項目別)
気になる指標だけ、拾い読みできます。
気になるところだけ拾い読みできるよう、項目別にまとめました。
※数値は健康診断結果にもとづきます。
体組成(体重・筋肉量・体脂肪・腹囲)
年齢とともに変わりやすい“体の中身”が、どう推移したか。
体重は5年間で 63.7kg → 59.8kg へ減少。内訳を見ると、筋肉量は 50.7kg → 48.6kg とほぼ維持。一方、体脂肪量は 12.1kg → 9.5kg、体脂肪率は 18.4% → 15.6% へ減少。
腹囲も83.0cm → 71.5cmと変化しました。
加齢による筋肉量の自然減を考慮すると、“量を維持しながら脂肪が減った”という体組成の改善が読み取れます。
体重だけでは見えない変化。筋肉量と体脂肪の比率が変わることで、同じ体重でも体型・体質は大きく異なります。
脂質(中性脂肪・HDL)
“見えにくい指標ほど早く整う”ケースがある。
中性脂肪は 2019年の133から、2026年は58へ。
有酸素運動を取り入れた年は、46まで下がった年もありました。
HDL(善玉)は 2019年の46から、直近は60台で推移しています。
筋トレに加えて、生活の中で動く量が増えると、指標が整いやすいケースがあります。
肝機能(γ-GTP)
生活が整うと、結果が後からついてくることがある。
γ-GTPは 2019年の55から、2026年は27へと推移しました。
「お酒を控えたから?」と思われるかもしれませんが、実は飲む頻度は当時より増えています。運動で代謝の土台が整ったことにより、結果として数値に表れたケースと想定されます。
尿酸・血糖
危険水域から、安定へ。
尿酸値は 2017年に8.51、2021年に8.2の年がありましたが、直近は7.2で推移しています。
空腹時血糖は 2021年に101の年がありましたが、直近は80台で推移しています。
短期の上下ではなく、年単位で“安全側に寄っていく”動きが続くかどうかが重要と言えます。
血圧
静かに、でも確かに。
血圧は 2017年が104/67、直近は93/54と推移しています。
運動量や体調によって個人差はあるものの、記録としては落ち着いた数値で推移していると言えます。
変化が起きた理由
特別な我慢ではなく、設計で起きた変化でした。
eviGymが「パーソナル」をこう捉えている理由
eviGymでは、パーソナルトレーニングを「運動を教える仕事」ではなく、
顧客の人生の一部として時間を預かり、その時間に意味を与える仕事だと定義しています。
だから、このページも「短期で変わった証拠」ではなく、
生活の中で続いた記録としてまとめています。
※このページは個人の記録共有であり、効果を保証するものではありません。
この変化は、特別な遺伝子や極端な我慢の結果ではありません。
最初の数年は、数字が良くならない時期もありました。
それでも週1だけは切らさなかった。
あとから振り返ると、
変化の正体は「頑張った日」ではなく、続く形が更新された瞬間にありました。
理由1|週1回の「途切れない継続」が、土台をつくった
忙しい時期があっても、週1回の最低ラインだけは切らさない。
この“細く長い継続”が、後から運動量を増やすときの土台になりました。
専門家コメント
習慣化で重要なのは「頻度」より先に、再開できる最小単位を作ることです。週1回は“頑張る日”というより、“戻る場所”になりやすい。忙しい時期があってもゼロにしないことで、次のステップ(頻度UPや有酸素追加)へ移行しやすくなります。
※一般的な解説であり、医療的判断を行うものではありません。
理由2|ジム外の「残り時間」が、自然に整っていった
運動の時間そのものだけでなく、セッション中の会話や小さなアドバイスで、日常の選択が少しずつ変わっていく。
ストイックな制限ではなく「知識が更新され、無意識の選択が変わる」感覚がありました。
専門家コメント
体は、トレーニングの1時間だけで変わるというより、残りの時間の“選択”が少しずつ変わった結果として動きます。会話で知識が更新されると、食事・睡眠・休息の意思決定が「気合」ではなく自分の事を大事に扱えるようになる。これが長期では大きな差になりやすいです。
※一般的な解説であり、医療的判断を行うものではありません。
理由3|目標ができたことで、運動の強度が“自然に”上がった
健康維持だけでなく「挑戦したい目標」ができると、運動は“やらなきゃ”から“やってみたい”へ変わります。
その結果として、頻度や種目が自然にアップデートされていきました。
理由4|筋トレ×有酸素で、動ける身体の土台が広がった
筋トレだけでなく、生活の中で動く量や有酸素も取り入れる。
組み合わせが変わることで、指標の動きにも違いが出る年がありました。
専門家コメント
最初から週3を目指す必要はありません。体力や生活に合わせて、続く頻度から入るほうが結果的に早いことが多い。大切なのは、やる気の強さではなく「戻れる仕組み」を先に作ることです。
※一般的な解説であり、医療的判断を行うものではありません。
同じように始めるなら|おすすめの3ステップ
最初から完璧じゃなくていい。戻れる形から。
まずは初回体験で、現状を整理する
「何をどれくらいやるべきか」より先に、今の状態を把握する。それだけで運動のハードルは下がります。
週1回からでもいい。最低ラインを決める
最初から完璧を目指さず、続けられる頻度を選ぶ。続く形を先に作るほうが、結果につながりやすいです。
“選び直せる”仕組みを生活に入れる
仕事、体調、予定。波があるのが普通です。波があっても戻れる設計があると、運動は日常になります。
よくある疑問
不安があるのは自然です。先にほどいておきます。
運動は、正しいから続くわけではありません。
生活の中で“選び直せる”ようになると、続きます。
このページが、あなたの「最初の1回」を軽くする材料になれば嬉しいです。
このページのデータについて
- 出典:健康診断結果(年次)に基づく記録
- 目的:医療行為・診断ではなく、年単位の傾向を見るための共有
- 注記:効果には個人差があります。体調に不安がある場合は医療機関へご相談ください。
本ページは個人の記録の共有であり、効果を保証するものではありません。数値の変化には個人差があります。体調や持病等に不安がある方は、医療機関にご相談ください。
週1回でも継続できると、筋力そのもの以上に「日常の活動量」が上がりやすくなります。姿勢が整って動きが楽になると、階段や歩行などの“生活の動き(NEAT)”が自然に増えることがある。こうした小さな積み上げが、年単位では大きな差になりやすいです。
※一般的な解説であり、医療的判断を行うものではありません。