1.どんなトレーニングなのか?
コンセントレーションカールは力こぶ(上腕二頭筋)を鍛えられるトレーニングです。
コンセント=集中なので集中的に力こぶを鍛えられます。
この上腕二頭筋は肘を曲げる動作に大きく関与しているので、日常動作ではなにかものを引くときなどに特に働いています。
力こぶと称されているほど有名な筋肉なので他の筋肉に比べても目立つ部類で、トレーニング効果を実感しやすいことも特徴の1つです。
目立つ上に、効果も実感しやすいのでモチベーションの維持、向上にも繋がりやすいです。
二の腕と呼ばれる上腕三頭筋と対になっているので、合わせてトレーニングすることをオススメします。
2.基本的なやり方
足のつく高さの椅子などに座り、90°に開き片手にダンベルを持ちます。
(右手で持った場合の説明をします)
- ダンベルを持っていない左手を左膝に置いて肘を伸ばしつっかえ棒のようにし、右足の真上に頭が来る位置まで重心をずらし、右肘を右膝のやや内側に当てます。
- 右手をだらんと下げて余分な力が入らないように注意します。(右足、右肩、頭が一直線になるようにしましょう)
- 開始姿勢から右肘を最大まで曲げてダンベルをあげます。このとき肘がずれないようにしっかりと固定します。
- 力を抜かずにゆっくりと肘を伸ばしてダンベルを下げていきます。
※呼吸は下ろした時に吸い、上げる時に吐きましょう。
3.トレーニング時のコツは?
肘から肩までを動かさない
このトレーニングは名前の通り力こぶのみを集中的に鍛えられる種目のため、肘を動かしたりして他の筋肉に負荷が逃げないように注意しましょう。
手首を返さない
コントロールできないくらい高重量を扱おうとすると余計なところにも力が入ってしまい手首を内側に返して上にあげようとしてしまいます。
こうなるとダンベルを上げているように見えますが肘より先の前腕部分のトレーニングにしかならなず、手首を怪我する恐れがあるので重量は手首を返さず、コントロールできるくらいの重量に設定しましょう。
4.トレーニングによる期待効果は?
マッチョ・細マッチョ
上腕二頭筋は力こぶを形成している筋肉です。
重量を増やせば筋肥大効果で大きくなり、重量を少し下げて高回数行えば筋持久力が増加し太くならずに引き締まります。
目的に応じて変えてみましょう。
5.コンセントレーションカール時の注意点は?
コントロールできる重さで行う。
肘などの関節は繊細なのでコントロールできる重さで行うことにより、怪我の防止になり、トレーニング効果がしっかりと実感できるでしょう。
反動を使わない
反動を使って上げると肘への負担やトレーニング効果の半減になってしまいますので反動を使わないように注意しましょう。
この種目が得意なトレーナー
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