1.どんなトレーニングなのか?
この記事でご紹介するのは、ドラゴンフラッグという種目です。
名前からして何だか凄そうな種目ですよね。
腹筋のトレーニングの中でもかなり上級者向けの種目となっております。
お腹の筋肉を一気に全部鍛えることができるトレーニングです(その分かなり難しくきついですが…)。
実はこちら、かの有名なブルース・リーが好んで取り組んでいた種目で、名前は彼の主演映画の「燃えよドラゴン」から取られたと言われております。
また、この種目は映画「ロッキー」でシルヴェスター・スタローンがトレーニングシーンで行っていたことで一躍有名になりました。
一見すると簡単そうですが、実は結構難しいのです…。
今回は、このドラゴンフラッグという種目についてご紹介したいと思います。
2.基本的なやり方
何処か掴める場所を探しましょう
ご自宅で固定しあって、握って掴める場所を探しましょう(例えば柱など。動かなければ机の脚などでも大丈夫です。)
見つかったら、掴める場所を頭にして仰向けになります。
そうしてつかまりましたら、手でしっかり握り、足はまっすぐにして少し浮かします。
これがスタートポジションです。
脚を上げていきましょう
脚をゆっくりと上げていきます。
太ももと床が垂直になるまで上げたら、肩甲骨から下を 真上に引き上げます。
上まで脚をあげたら1〜3秒ほどキープするとよりGOODです!
脚をおろします
軽くお腹を丸めておろすようにすると腰に負担がかからず良いです。
慣れてきたら、まっすぐに伸ばしながら下ろすようにしましょう。
呼吸は止めずに
呼吸は止めずに、下ろす際は吸って、上げる際は吐きましょう。
3.トレーニング時のコツは?
大事なのは、軌道です。
脚を上げる際、太ももと床が垂直になるまでは足先で弧を描くように動かしますが、そこからは真上に脚を動かします。
そうすることで、腹筋に強い負荷がかかります。
ゆっくり!
一つ一つの動作を丁寧に行います。
お腹の筋肉は高負荷を与えても成長しますが、低負荷でじっくり行っても充分に成長します。
この種目は怪我のリスクがあるため、焦らずゆっくりと行い、効果を実感しながら行いましょう。
4.トレーニングによる期待効果は?
割れたお腹
この種目は難易度が高い種目ではありますが、効果はかなり高いです。
しかし、基礎的な筋力が足りないと難しいため、まずはクランチなどから始めて、基礎を養ってから実施しましょう。
お腹痩せ
実は腹筋だけでなく、脚の筋肉も多く動員して行うトレーニングです。
そのため代謝も上がってお腹まわりもシェイプアップ!
5.ドラゴンフラッグ時の注意点は?
下ろすときはゆっくり!
ドラゴンフラッグで怪我のリスクが高いのはあげた脚をおろす時です。
下ろす時に腰が反ってしまうと、怪我のリスクが格段に上昇します。(本家ブルース・リーは腰を反って行っていますが、彼は体幹が強靭なためできています)
しっかり支えを掴む!
この種目では、上半身の固定が重要になります。
上半身が不安定なままの実施は、効果の減少だけではなく、腰の怪我に繋がりかねません。しっかり支えを掴みましょう。
この種目が得意なトレーナー
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