1.どんなトレーニングなのか?
ダンベルシュラッグは、僧帽筋という背中の筋肉を鍛えるトレーニングです。
僧帽筋を鍛えることで期待できる効果は、肩こりや姿勢の改善です。
この僧帽筋という筋肉は後頭部あたりから両肩の端まで伸び背中の中央部にまである筋肉でひし形のような形をしています。
このトレーニングは名前の通りダンベルを使って行います。
見た目は地味でも効果は絶大です。
それでは説明していきます。
2.基本的なやり方
- まずは、両足を肩幅程度に開きます。
- 次にダンベルを両手に持ち身体の前に持ってきます。
- この時に、背筋をしっかりと伸ばし、身体にダンベルがつかないように意識し開始姿勢を整えます。
- 開始姿勢ができたら、両肩を耳の方へ引き上げるようにすくませるイメージでダンベルを持ち上げます。
- 肩を上げきったら開始姿勢に戻ります。
- これを繰り返します。
3.トレーニング時のコツは?
呼吸を意識する
ダンベルを上げるときに息を吐き、戻すときに息を吸います。
呼吸法を意識するだけでも筋肉を使っている感覚が全然違います。
感覚が分かりづらい方など、まずは呼吸法から意識していきましょう。
しっかりと背筋を伸ばす。
体が丸まっている状態で行うと、僧帽筋の刺激が入りづらくなり姿勢が悪くなってしまう恐れがありますので十分に注意して行いましょう。
4.トレーニングによる期待効果は?
姿勢改善
僧帽筋を鍛えることで姿勢は改善されます。
猫背の方は、胸の筋肉が固くなって背中の筋肉が使えないことで、姿勢が悪くなるパターンが多いです。
使えていない筋肉を鍛えることで、胸の筋肉とのバランスを取ることができます。
肩こり改善
僧帽筋は比較的固まりやすい部位です。
血行が悪くなれば老廃物などが溜まり筋肉にしなやかさが失われてします。
血行を良くして筋肉に酸素や栄養豊富な血液を届け、しなやかさを出しましょう。
5.ダンベルシュラッグ時の注意点は?
重量設定には気を付ける
小さな動きのトレーニングなので、重さを扱いやすいトレーニングです。
ですが、最初から高重量で行ってしまうと、腰などの怪我のリスクがあるので気を付けま しょう。
やりすぎには注意です
やりすぎは逆に肩こりを促進させてしまいます。
決められた回数を守り、正しくトレーニングしましょう。
この種目が得意なトレーナー
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